LYRICS

A DROP OF WORDS

Words inside of a cup,it's not a heart,words;I always cannot but want..a little bit more

I can't drink them up,from the sky,only quaking
Torn like a cloud,a drop,under the darkness of light blue,seems quaking

Soiling words

They overlap each other,into a drop,moisten my lips;staring them,into the cup of light blue,forever

Already

May 7, 2015

青空も白い雲も緑の梢も、この瞬間の光と陰の中にその色を落とす。そして、この瞬間は私の今のほかにない。この刹那に輝く青のほかに私の空はない。

あの地平線の向こうに、私のいない明日があるとしても、――今のこの瞬間の光に映える白が私の雲、地平線の向こうに流れゆく真っ白な時間。

今日という幻想の中で、緑の梢を見つめ、木漏れ日の下にあなたを感じる。あなたという偶然が夕暮れの闇に沈む前に、私は永遠を夢想する。

風が吹いて、乾いた土の匂いが頬をかすめ、あなたがそれである風、あなたがそれである匂い、あなたがそれである空、あなたがそれである雲の中で息をしていることが、――「光、あれ」という妄想のうちに生起するすべての今が、すでにいつも永遠だったことを知る。

あなたに

私は神ではないから
私の意志によって
変えられる未来は
ただ一塊の肉体の運動にすぎない

それでも私の未来の指先があなたに届く
私はあなたに届いているだろうか
私たちは神のように自由でないからこそ
この手を伸ばす
届こうとする
あなたに届こうとする

あなたに向かって

あなたの鼓膜を顫わせる
一つの言葉も見つからぬまま
週末は追憶の在庫セール ――
むしろ宇宙の涯に立つべきなのだ
身は原子に砕け、音のない声となり
暗黒の日曜日に囁くべきなのだ
あなたに向かって

ただ小さな内側だけとなって
あなたに向かって

紫陽花

果てしなく遠く届かないもの、
ここから一番近くにあるはずの空の青。

風に吹かれ永遠の横で揺れる夢想。
機械音に遮られ聴こえないはずの冒険の足音。

作業日報一頁分の白い一日の終わり、
紫陽花のように雨に濡れよう。

〈今〉という出来事を感じよう。

空の青が、少しく冷たくみえることは
煙草を喫ふなぞといふことは
世界的幸福である

―― 中也「雲」

詩は、いつかはどこかの岸辺に、もしかすると心の岸辺に流れ着くかもしれないという信念、かならずしも希望に満ちてはいない信念のもとに投じられた投壜通信なのかもしれません。……(詩は、)もしかしたら語りかけることのできる「あなた」を目指して、語りかけることのできる現実を目指しているのです。(パウル・ツェラン)

冨岡悦子『パウル・ツェランと石原吉郎』(pp.105f)

『携帯さえ片手に持っていれば、どこででも仲間とつながっていられる、安心できる。現代のような、こんなにコミュニケーション手段の発達した社会を、以前は誰もが夢見ていたのではないでしょうか。しかし、その夢がかなった現在、私たちは、その便利さゆえの新たな問題に直面しています。ネット上には危険なサイトもたくさんあり、誰でも簡単にアクセスできてしまいます。しかも、本人にはそのつもりがなくても、気づかぬ間にそうした悪質サイトに導こうとする悪意のある人たちも多いのです。高度情報化社会に生きる私たちは、その便利さに溺れ、無自覚に軽率に情報を発信したり、受け取ったりしてはならないと思います。

また、あまり安易な気持ちでSNSなどを利用していて、いじめなどの加害者の側に、知らず知らず自分が立ってしまうという場合もあるかもしれません。お互いに顔を見合って会話するのと違って、軽い気持ちで発した言葉が、深く相手を傷つけることもありえるでしょう。高齢者の孤独死が社会問題となる一方で、もしかすると、私たち若い世代は、孤独になれないという孤独にはまり込んでしまっているのかもしれません。SNS上もふくめて、友達はたくさんいます。でも、本当に心から信頼し合える親友なのか。むしろ、そんなふうに自問することさえほとんどないのです。私たちは表面的に人に話を合わせ、すぐに返事を返すことは得意です。しかし、ゆっくり時間をかけて考え、相手に思いやりの言葉を送ることができません。これを、また一つの「孤独」と言ってよいのではないでしょうか。こうした「孤独」が増幅し、憎しみの感情が生まれ、殺意にまで発展した悲しい事件もありました。そう思うと、私たちの社会は実は孤独で暗い社会なのかもしれません。こうした社会を少しでも明るい社会にするために、私たちに何ができるでしょうか』

(ある中学生の作文より:2013)

朝顔

層をなして
それ、それでないもの

かたちがそこにある、と
いわれる場所と
すでに、そしてやがて
過ぎ去るといわれる、いま

地層のように
それでないもの、それ

あなたの横に、朝顔
狂ったようにたっぷり朝顔
それも、それでないものも
わたしの闇に埋もれていくから
どうか
狂ったように

いまを