有限会社金井玩具製作所
社長挨拶……。
…と、それ風なものを書き列ねてみようか、とも考えたのですが、どう転んでも どこかの企業HPの コピペまがいのものにしかならないだろうなと諦め、せめて片言隻句たわ言ざれ言を並べてみようと思います。
企業というのは喰うか喰われるかだと、それは確かにそう思います。だから、気合を入れてやらなければなりません。信念を掲げ、社員に檄を飛ばし……。
いやいや、それは私には無理。常日頃自らには鞭を入れているつもりです。もちろん、51㎏の体躯が堪え得る限度内の力加減ではありますが(身長は172㎝です)。また、信念とやらは、殆どが空手形なんじゃないかと思っています。「『信』は『人』に『言葉』と書きます。言ったことをキチンと実行することです」みたいに何かのコンサルティング本に書いてありましたが、当たり前のことをわざわざ「信(念)」などと言う必要もないんじゃないかと思います。
片言隻句が長くなってしまいました。社長って、身を粉にして考えに考えないといけないんでしょう。まだまだ、私は全然ダメです。その点は一生懸命頑張る所存です。ただ、一方で「『人生は玩具だ』と海はいふ。」と金子光晴の詩にあるように、一生懸命はまた一生玩具なのかな、とも思います。ここ海なし県 群馬にも日本海の囁きや、太平洋の嘯く声が聴こえてきます。玩具の中に人生があり、人生の中に玩具がある、たとえば、そんなふうに聴こえます。それは楽しい玩具かもしれないし、悲しい玩具かもしれません。それでも、いいんです。
恐惶頓首