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アンソロポロジー

はじめぼくはひとりだった

by 友部正人

「はじめぼくはひとりだった」

まちは裸ですわりこんでいる

彷徨う架空の街の夜。

〽でも君の若さにはもう出口はないよ
〽だから夜はこんなに殺気立っている

何したって結局、ひとりだ。

〽まちは裸ですわりこんでいる
〽夢を見ようにもあてがない

夕日は昇る

ぼくは君のことを思いながら
コップにビールを注ぐ

こんど君にいつ会える

こんど君にいつ会える

こんど君にいつ会える

with 板橋文夫

「夕日は昇る」

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